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TOP >> おおむたの宝もの100選

  このページは大牟田市役所に勤務する主査・主任で構成する互助組織「大牟田市役所主査・主任会」で編集され発刊された「大牟田の宝もの100選」という本の中から隔週ひとつづつ紹介していくページです。
|生産者・消費者のふれあいから食と農業を考える|
自然・風景
Vol.11
農産物直売所
▼詳しくは大牟田市ホームページ http://www.city.omuta.fukuoka.jp
地域情報ページ参照

  大牟田市における生産者グループによる農産物の直売活動は、10数年前から始まっており、当初は朝市の形態から出発している。
 この活動には女性農業者大きく関わっており、台所を預かる主婦の立場から、消費者に新鮮で安全かつ安価な農産物を提供するとともに、生産者としては、これまでとは異なる収入の道を開くこととなった。また、対面販売によって、生産者が直に消費者と触れる機会が生まれたことから、消費者の意識あるいは動向を直接感じ取り、そこから加工食品の製造販売へと規模が拡大していく。
 当初は農産物の販売のみであったが、とうふ、味噌、漬物などその内容も豊富なものとなり、食品のみならず、農家で生産されていた正月用品や竹製品、生活用品なども販売され、1週間に1度の販売から、週2日、3日に、さらには常設店も現れるようになっていった。
 また、消費者の食や健康への関心の高まりや意識の高揚に触れる中から、単なる農産物の製造販売の枠を越え、子供たちへの農業体験の場の提供や、病院とタイアップして朝市会場を健康診断の場とするといった、新たな活動も行なわれるようになってきている。これは、農業を生産活動に従事する側からのみ捉えるのではなく、供給される側(消費者)との共通の課題として捉えようとする意識の中から生まれてきた活動であり、今後とも交流の中から新たな認識が育まれ、より良き農業の発展につながる活動が生まれてくることを期待させる動きの1つである。
 近年の社会構造の変化には著しいものがあり、さまざまな分野でその対応を迫られているが、農業もその例にもれず、昭和30年代前半までとそれ以降では全くその様相を異にしているといわれている。食を通してこれからの日本の農業を考えていくことは、生産者のみならず消費者にとっても重要な課題であると言える。
 


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