| TOP >> おおむたの宝もの100選 |
| このページは大牟田市役所に勤務する主査・主任で構成する互助組織「大牟田市役所主査・主任会」で編集され発刊された「大牟田の宝もの100選」という本の中から隔週ひとつづつ紹介していくページです。 | |
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|1936年完成、戦火にも耐えた貴重な官庁建築物|
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Vol.17
大牟田市庁舎 |
▼大牟田市有明町2−3
▼JR大牟田駅から北東に約200メートル。西鉄バスは大牟田駅前下車徒歩3分▼電話 0944(41)2551 |
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| 現在の大牟田市庁舎(本館)は、旧庁舎が1933年5月の火災により焼失し、それに伴い同じ場所に建設されたものである。 建設にあたっては、市庁舎建設委員会を設置し、51回もの協議と先進都市の調査を行い、当時の福岡県営繕課の計画案の基礎に調査・研究を重ねたすえ、焼失から1年半後の1934年10月、ようやく新庁舎の建設に着手した。 当時の建設技術の粋を結集し、さらに1年半の工期を経て1936年3月に落成したものであり、築齢60年を超えている。 建築様式としては、「近世式鉄筋凝士四階建」と呼ばれる様式で、中央に塔屋4階配し、優美でモダンな建物として、官公庁に広く用いられたが、現在となっては、非常に珍しい建造物となっている。 本市の都心部のほとんどが焦土化した第二次世界大戦の戦火にも耐え抜いた貴重な建造物であり、戦火を耐え抜いた“証”として、戦時中使用された、 @高射砲の台座(屋上北側) A防空監視用のコンクリート製哨(屋上南側) B防火用水槽(本庁舎中庭) などが今の残されている。 防火用水槽にいたっては、非常に小さなものではあるが、今もなお手洗い場の水受けとして利用されている。 庁舎内部は、基本的には建設当時の漆喰壁であり、大理石を利用した階段や廊下もそのままであるが、老朽化とニーズの変化に合わせ、木枠の窓からサッシへと、また、空調設備の設置、OA化の進展に伴うOA機器の新たな設置、改修工事など、建設当時のいでたちはなくなりつつある。 そのような中でも、現在の生涯学習課をはじめとする教育委員会事務局の執務室には、飾りが施された天井や漆喰壁、今は使用されていないマントルピース(暖炉)など、建設当時そのままのものも残されている。 【参考】当時の建設費用 建築工事費 77140円 基礎工事費 15224円 その他工事費 63345円 |