TOP >> おおむたの宝もの100選

  このページは大牟田市役所に勤務する主査・主任で構成する互助組織「大牟田市役所主査・主任会」で編集され発刊された「大牟田の宝もの100選」という本の中から隔週ひとつづつ紹介していくページです。
|心のかよいあう医療とふれあいのある病院をめざして|
建物
Vol.19
大牟田市立総合病院
▼大牟田市宝坂町2−19−1
▼JR大牟田駅から徒歩15分。西鉄バスは総合病院下車
▼電話 0944(53)1061
  1937年6月に仮診療所から出発するものの、1944年11月を皮切りに5回に及ぶ空襲により市の中心部がほとんど消失する中、診療所も空襲に遭い、焼夷弾の直撃を受け、建物は全焼する。
 以後、仮診療所を転々とするなど医療活動は苦労の連続となるが、1950年8月には大牟田市立病院を開設した。その後、増改築を重ねながら病院機能の拡充強化に努め、地域住民の医療確保を図ってきた。
 そして、現在の土地に約4年の歳月を要して移転新築が完成し、1995年5月1日から名称も新たに大牟田市立総合病院として病床数400床、診療科目18科の新病院がスタートした。
 新しい取り組みとして、オーダリング(処方、検査などの入力支援)システム、SPD(物品供給管理)システムの導入、外来患者の1患者1ファイル科などを行うとともに、設計にあたってはプライバシーを重視した病室や診療施設とし、絵画や書などの展示、ホスピタル・コンサートの開催などアートのあるアメニティとしている。
 病院敷地面積は、3万184平方メートル、建築延べ床面積は2万5174平方メートル、建物は地上7階である。
 2000年度の外来患者数は1日平均851人、入院患者数は1日平均376人で、病床利用率は94%であった。
 病院の医療圏は、荒尾市、玉名、などの熊本県を包含して約30万人。患者のエリアは、入院・外来とも約8割が大牟田市民である。
 この病院は、2次および3次的救急医療と、悪性新生物、循環器、脳血管、糖尿病などの生活習慣病疾患対策の充実を大きな柱にしており、心血管撮影装置の導入による心臓カテーテル治療の充実をはじめ、地域の中核的病院として高度・専門医療を提供できる診療体制を整備している。疾病予防の面においても短期人間ドック、胃がん検診、乳がん検診など各種検診および健康教室などの保険予防事業を実施するなど、地域住民の生命と健康の保全に努めている。
 また、地域の医療機関との機能連携を図るために、30床を開放し共同利用するシステムを採用している。さらに、病病連携、病診連携を推進していくために、1998年10月に医療福祉部を設置し、充実強化を図った。
 2001年1月には、それまで緊急透析のみの対応だったものを、透析ベット数を2床から8床に増床し、外来透析を行うために腎センターを開設した。
 身近なところで高度な医療が提供できるよう、さらに診療の室の向上に努め、また「心のかよいあう医療とふれあいのある病院をめざして」をモットーに患者へのサービスの向上を図り、市民から信頼される病院づくりを進めている。

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